-Rentaro Music Diary-

音楽制作日記

【DTM・作曲】その3 Weird Dance (シンセのフィルターを使ったサビ前の盛り上がるブレイクの作り方。)

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こんにちわ!🌞

 

Weird Dance 💃という曲を

解説して行こうかなと思います。💫

youtu.be

今回はサビ前などの、だんだんと

盛り上がる時によく使える、

定番の手法にフォーカスしてみようと

思います。💓

 

僕の音楽は

インストルメンタル🎸(ボーカルなし)の

曲ばかりなので、あまり明確なサビ的な

部分はないのですが、ここを聞かせたい!

という部分はあったりします。🌙

 

その時に使える、だんだん盛り上がって行く

雰囲気、この曲で言うと、2分15秒~2分25秒の部分になります。 

 

EDMや他の音楽などにも応用ができると思います🌟

 

この曲では、シンセベース(Analog Bass)🎹

リバースシンバルの2つの楽器のみの

シンプルな構成になっていますので、

分かりやすいです。🎁

 

まずシンセベースですが、

まずFREQUENCY(周波数)🌀という

ノブがシンセにあると思います。

FREQ、Cut offと表記される事もあります。

 

FREQUENCYには様々な設定があるのですが、

今回はLPF(ローパスフィルター)という設定で解説します。

 

(LPFは低音を通したままに、どのくらい

高音を通すか、というフィルターです。

どのくらい通すかをFREQのノブで設定

できるわけです。)

 

FREQのノブを回す事でどの帯域の音に

フィルターをかけるかなどが、設定できます。

 

例えば、ノブがほぼゼロの状態だと、

ほとんどの音がカットされた状態で、低音だけ聞こえてる感じです。

 

イコライザーで表すと、こんな感じです。⬇︎

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(※イコライザーは音の波形を表示、制御するもので、左から低音、中音、高音

の帯域になります。)

低音以外ほとんど音がカットされています。

 

FREQのノブが真ん中でこんな感じ⬇︎

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 中音域までは解放されましたね!

 

ノブを振り切るとこんな感じ⬇︎

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音域が全て解放されましたね!

 

メーカーやシンセ、また設定によって多少かかり具合や解放され具合は

変わってきますが、だいたいグラフで表すとこんな感じです。

 

 

これを使い、オートメーション(音楽ソフトなどの、

自動でエフェクト等を変化させていく機能のこと。)などで、

少しずつローからハイにかけて、FREQのノブを回して解放していくと、

サビ前の盛り上がりの雰囲気を作り出すことができます!

 

これは、シンセベースに限らず、どんな

音色でも作ることができます。

色々試してみてください。

 

またシンセ以外の波形のデータでも

イコライザーを使うと事により、

同じ効果を作ることができます😊

 

(フィルターについての詳しい記事を書きました!⬇︎)

https://rentarito.hatenablog.com/entry/2020/03/15/114740

 

あとは、この楽曲ではリバースシンバルを使っています。

この曲の2:24から25秒にかけて

後ろでスゥーーーッ⤴︎⤴︎ってなってるやつです(笑)

 

リバースシンバルはこういった展開に使われる

定番のサウンドですね!是非使ってみてください!

 

いかがだったでしょうか。本日紹介したのは、本当に

シンプルなブレイクですが、応用すると、さらに面白い

ブレイクが作れると思います!是非試してみてください😄

 

質問などありましたら、コメントくださいね🌟

 

でわでわ!